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三路スイッチ
三路スイッチと片切スイッチの違い

片切スイッチ


(図1)片切スイッチの配線図

一般に照明器具などを1箇所でON/OFF出来るスイッチはこのタイプです
スイッチにはWT5001を使用します。
コスモシリーズの配線器具の場合


三路スイッチ

(図2)三路スイッチの配線図

三路スイッチは、階段照明のスイッチとして、よく用いられます。
Aのスイッチを2階側、Bのスイッチを1階側に見立てれば、どちらからでも照明のON/OFFが行える便利なスイッチです。

スイッチにはWT5002を使用します。(コスモシリーズの配線器具の場合)



片切スイッチ→三路スイッチへの変更
仮に、現状が(図1)の場合、(図2)のようにBのスイッチを追加して二箇所で照明を入り切りしたい配線に変更する場合、以下の作業が発生します。


1.A<->Bスイッチ間の3芯配線の再配線
2.ジョイントボックス内での結線の変更
3.A、Bそれぞれのスイッチでの三路スイッチへの変更、追加


ジョイントボックスを含むスイッチ間の配線は、通常、屋根裏隠蔽配線です。
2階天井裏であれば、スペースがあるのでもしかしたら作業可能かもしれません。
1階を含む階段周りのスイッチ増設でしたら、作業する際に1階の天井と2階の床との作業スペースがないことが多いです。

モール等カバーをして露出配線でも良いという場合なら可能でしょうが、三路スイッチへの変更は、まず難しいと言えます。
ですから、新築電気配線では、そこに居住されたことをイメージして、十分時間をかけてスイッチの配置・選択を行う必要があります。
2005/01/25 新規作成
 

  

三路スイッチにもスイッチ追加が可能です。
〜四路スイッチのページ〜


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